関西ペが急反発、25年3月期は連続営業最高益更新で4円増配見込む
関西ペイント<4613>が急反発している。前週末10日の取引終了後に発表した25年3月期の連結業績予想で、売上高6100億円(前期比8.5%増)、営業利益560億円(同8.5%増)と連続最高益更新見通しであることに加えて、年間配当予想を前期比4円増の44円としたことが好感されている。
自動車や工業分野を中心とするインドにおける継続的な売り上げ拡大が見込まれることに加えて、23年2月に傘下に収めたCWSグループの寄与も見込む。インフレによるコスト増加要因に対して、原価低減努力と生産性改善を継続することで、連続営業増益を計画する。なお純利益は、前期に政策保有株式の売却や本社及びインドの遊休土地売却などの一過性の利益があった反動で400億円(同40.4%減)を見込む。
同時に発表した24年3月期決算は、売上高5622億7700万円(前の期比10.5%増)、営業利益515億9500万円(同60.8%増)、純利益671億900万円(同2.7倍)だった。自動車向けを中心としたインドの数量増が業績を牽引した。
出所:MINKABU PRESS
自動車や工業分野を中心とするインドにおける継続的な売り上げ拡大が見込まれることに加えて、23年2月に傘下に収めたCWSグループの寄与も見込む。インフレによるコスト増加要因に対して、原価低減努力と生産性改善を継続することで、連続営業増益を計画する。なお純利益は、前期に政策保有株式の売却や本社及びインドの遊休土地売却などの一過性の利益があった反動で400億円(同40.4%減)を見込む。
同時に発表した24年3月期決算は、売上高5622億7700万円(前の期比10.5%増)、営業利益515億9500万円(同60.8%増)、純利益671億900万円(同2.7倍)だった。自動車向けを中心としたインドの数量増が業績を牽引した。
出所:MINKABU PRESS