貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8830 住友不動産

東証P
4,567円
前日比
+45
+1.00%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.4 1.01 1.53 4.35
時価総額 21,743億円
比較される銘柄
三井不, 
菱地所, 
東急不HD

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本日の注目個別銘柄:スクリーンHD、SUMCO、ダイキン工など


<5406> 神戸鋼 1982.5 +139.5
大幅反発。前日に24年3月期の決算を発表、経常利益は1609億円で前期比50.6%増となり、会社計画1500億円を上回る着地に。25年3月期は1500億円で同6.8%減の見通し、電力事業の大幅減益を見込んでいる。一方、純利益は税効果会計の影響で同9.5%の増益見通し、これに伴い年間配当金は90円を継続の計画。比較的、減配を織り込んでいた向きが多かったもようで、ポジティブな反応につながっている。

<5401> 日本製鉄 3310 -100
大幅反落。前日に24年3月期の決算を発表、事業利益は8697億円で前期比5.1%減、従来計画の8000億円を上振れ。一方、25年3月期は6500億円で同25.3%減の見通しとしており、予想外の大幅減益見通しに。スプレットの悪化に加えて、人件費や償却費の増加を見込んでいるもよう。なお、構造改革費用などで純利益は同45.4%減と大幅減益見込みながら、年間配当金は160円を維持する計画。

<8830> 住友不 5502 +113
大幅続伸。前日に24年3月期決算を発表、営業利益は2547億円で前期比5.6%増となり、市場想定線で着地した。25年3月期は2670億円で同4.8%増を見込み、コンセンサスは100億円程度下振れの水準。一方、毎年の増配ペースを年7円から年10円に引き上げ、「7年以内に倍増、年100円配」を2年前倒しで実現させるとしている。加えて、政策保有株比率を10%以下とする目標も3年前倒しするとしている。

<3436> SUMCO 2591 +200
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は87億円で前年同期比66.5%減となったが、70億円程度の市場予想は上振れ。4-6月期は90億円の見通しでほぼ市場コンセンサス通りの水準。300ミリウエハの需要底打ちにより売上高は前四半期比6%増の計画だが、人件費や電力費の増加で利益の前四半期比伸び率は限定的とみているもよう。需要ボトムアウトをポジティブに捉える動きが先行。

<7012> 川崎重 5821 +214
大幅続伸。前日の取引時間中に24年3月期の決算を発表、直後は買い優勢で反応した本日も続伸の展開に。事業利益は462億円で前期比43.9%減となったが、25年3月期は1300億円で同2.8倍の見通しとしている。140円の為替前提にもかかわらず、市場コンセンサスを200億円近く上回る水準に。パワースポーツ&エンジン事業の利益計画などが市場想定を大きく上回る状況のようだ。

<7735> スクリーンHD 15445 -2155
急落。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は942億円で前期比23.2%増となり、市場予想は20億円程度上振れ。25年3月期は1000億円で同6.2%増の見通し、コンセンサス水準は小幅に下振れ。決算数値に大きなサプライズはなし。また、26年度までの新中計を発表しているが、こちらも数値目標や株主還元方針などほぼ事前期待通り、短期的な出尽くし感につながっているようだ。

<6367> ダイキン工 24685 +1860
大幅続伸。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は3921億円で前期比4.0%増となり、従来予想の4000億円はやや下振れたが市場予想は上振れ着地に。また、25年3月期は4250億円で同8.4%増の見通し。為替前提138円の中で市場コンセンサスの4200億円水準を上回っている。新工場稼働などによるシェア上昇などで、特に欧州での販売拡大を想定しているようだ。

<4348> インフォコム 3485 +504
ストップ高比例配分。ソニーグループなど複数陣営が同社の買収を検討していることが分かったと報じられている。買収総額は最大で2000億円規模になる可能性があるとされている。前日終値ベースでの時価総額は約1700億円であり、買収プレミアムへの期待が先行する状況になっているもよう。約55%を保有する帝人は持ち分全ての売却を目指しているもようだが、ファンドなどは全株式の取得を想定しているようだ。

<9066> 日新 3795 +700
ストップ高比例配分。前日に24年3月期決算と同時に中期計画の数値目標の修正を発表。配当指標としてはこれまでのDOE2%以上から4%以上を目安にするほか、自己株取得は26年までに100億円程度の取得から24年度に140億円程度の取得などとしている。これに伴い、25年3月期年間配当金は前期比90円増の200円を計画。立会外取引で発行済み株式数の23.61%に当たる450万株の自社株買いを実施した。

<9055> アルプス物 5050 +700
ストップ高比例配分。旧日立物流のロジスティードが1株5774円でTOBを実施すると発表している。同社ではTOBへの賛同を発表、将来的に非公開化される見込み。TOB価格は前日終値を33%上回る水準となっており、サヤ寄せを目指す動きとなっている。8日の取引時間中に、ロジスティードのTOB観測報道が伝わっており、前日にかけて株価は大きく上昇する展開になっていた。
《ST》

 提供:フィスコ

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