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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7224 新明和工業

東証P
1,325円
前日比
+10
+0.76%
PTS
1,327.9円
12:36 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.7 0.81 3.77 9.08
時価総額 928億円
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<動意株・8日>(大引け)=リンテック、エラン、アイエスビーなど

 リンテック<7966>=上昇加速で年初来高値更新。同社はきょう午後1時ごろ、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比69.4%増の180億円としていることが好感されているようだ。売上高は同5.0%増の2900億円となる見通し。成長事業に対する積極的な投資や資本効率の向上、事業ポートフォリオの最適化などに取り組むという。なお、前提為替レートは1ドル=140円、1人民元=19.50円などとしている。

 エラン<6099>=後場急伸。同社はきょう午後0時30分ごろ、24年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比6.7%増の10億5900万円となり、上半期計画16億8000万円に対する進捗率が63.0%に達したことが好感されているようだ。売上高は同16.5%増の114億8600万円で着地。介護医療関連事業の主力サービスである「CS(ケア・サポート)セット」をより普及・拡大させるために、全国28カ所の本支店及び営業所から、営業活動を施設(病院及び介護老人保健施設など)に対して展開したことなどが奏功した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

 アイ・エス・ビー<9702>=4連騰でもみ合い脱却へ。1400円近辺は滞留出来高の突出したもみ合いゾーンだが、満を持してここを上放れる兆しをみせている。通信制御ソフト開発を主力に手掛け、携帯端末通信や車載向け、医療向けなどで実績が高い。官公庁からの案件獲得でも実績が高い。24年12月期業績はトップラインは増収見通しながら営業利益は前期比1割減の24億7000万円予想と減益を見込む。ただ、期初見通しからは上方修正されており、今期配当についても従来計画に4円増額した46円とすることを開示、3%超の配当利回りは評価材料となっている。また、新中期経営計画として26年12月期営業利益27億円目標を掲げており、中期的な業績の伸びしろに期待した買いも誘導している。

 霞ヶ関キャピタル<3498>=買い人気集め約1カ月ぶりに上場来高値更新。前日取引終了後、ドバイにある同社の連結子会社が保有するアラブ首長国連邦(ドバイ)の物件を売却決済(延床面積66平方メートル2室、125平方メートル1室の計3件)したことを発表、これが株価を刺激する格好となった。なお、売却先及び売却価格は守秘義務契約に基づき詳細公表は控えられているが、売却に関して24年8月期業績予想には織り込み済みとしている。

 インソース<6200>=ストップ高。7日の取引終了後に発表した24年9月期第2四半期累計(23年10月~24年3月)の連結決算は、売上高が前年同期比15.6%増の60億1800万円、経常利益が同24.8%増の24億300万円だった。直近3カ月となる1~3月期の増収率は約20%、経常増益率は約30%に上っており、足もとの業況を好感した買いが集まったようだ。講師派遣型研修事業では、1~3月期に中堅企業向けのDX関連研修や管理職研修が増加したほか、平均単価が向上。公開講座事業ではチャットGPTなどのDX関連や、リスキリング関連の研修受講者数が増加した。ITサービス事業で官公庁の大型案件の納品が完了し、カスタマイズ売り上げが増加したことも収益を押し上げた。

 新明和工業<7224>=異彩の戻り足。全般軟調相場に抗して上値指向を継続。前週を境に急速な戻り足でマーケットの視線を集めたが、きょうも大口の買いが流入し株価を押し上げる形となっている。同社が7日取引終了後に発表した24年3月期の営業利益は前の期比27%増の117億6500万円と大幅な伸びを達成した。更に、25年3月期の同利益についても前期比11%増の130億円と2ケタ成長を継続する見通しにあり、買い安心感が広がった。部品不足の解消に伴いダンプトラックなどの生産回復が見込まれるほか、製品価格の値上げ効果も発現する。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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