<動意株・7日>(大引け)=中部飼、ACSL、Uアローズなど
中部飼料<2053>=後場急伸し年初来高値更新。同社はきょう午後2時ごろ、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比6.8%増の42億円としていることや、年間配当計画を前期比10円増配の50円としていることが好感されているようだ。売上高予想は同10.8%減の2090億円としているが、飼料の付加価値販売の徹底、成長市場である北海道における拡販、環境に配慮した飼料の開発・販売などによる差別化飼料比率の向上、魚粉比率を大幅に低減した水産飼料の拡販、製造・販売・研究一体の強みであるスピード感を生かした提案営業の強化などに取り組むとしている。また、3カ年の中期経営計画もあわせて発表。最終年度となる27年3月期の営業利益目標は66億円に設定している。
ACSL<6232>=後場上げ幅拡大。きょう午前11時半、国内で大型案件を受注したと発表。これを材料視した買いが株価を押し上げたようだ。納入するのはプラットフォーム機体「PF2」で、受注金額は2億3100万円。納期は今年5月から2029年3月までを予定する。受注先とエンドユーザーは非開示。24年12月期の業績予想には織り込み済みとしている。
ユナイテッドアローズ<7606>=大幅高で年初来高値が射程入り。前営業日である2日の取引終了後、4月度の売上概況(速報)を発表しており、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高は前年同月比17.0%増と4カ月連続で前年実績を上回った。堅調な月次実績を評価した買いが入ったようだ。前年に比べて休日が1日少なかった影響はあるものの、気温の上昇とともにシャツ、カットソー、ニット、ブラウスなどの夏物軽衣料が好調に推移した。また、自社ECサイトを中心に、ネット通販の売り上げの伸長も目立ち、客単価が同8.5%増となったのに加えて、客数も同18.5%増と大きく伸長した。なお、全社売上高は同14.7%増だった。
セレス<3696>=続急伸。前営業日となる2日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想の修正を発表した。最終利益の見通しをこれまでの8億円から12億円(前期比2.7倍)に引き上げており、ポジティブ視されたようだ。持ち分法適用関連会社であるビットバンクが24年1~3月期に純利益を計上する見込みとなったことを受け、持ち分法による投資利益を3億7000万円計上する。今期の売上高の見通しは据え置いた。
ブロードバンドタワー<3776>=物色人気にストップ高。連休前2日取引終了後に1~3月期連結決算を発表。売上高は前年同期比11.7%減の30億9000万円だったものの、最終損益が前年同期実績(6000万円の赤字)から1億1900万円の黒字に転換して着地しており、これを好感した買いが集まっている。大型案件の売り上げ減少により減収となった。一方、利益面ではデータセンターにおけるサービス全体の構造改革が奏功したほか、投資事業組合運用益や投資有価証券売却益といった営業外収益の増加が寄与した。なお、通期の減収・最終黒字見通しに変更はない。
メタリアル<6182>=5日続伸とジリ高歩調継続。4月16日にマドを開けて急落したが、その後1000円を割り込んだところで下げ止まり、ソーサーボトム形成から出直り色を強めている。同社は人工知能(AI)を活用した自動翻訳サービスやソフト提供を主力とし、医薬、法務、財務など専門性の高い分野で旺盛なニーズを捉えている。前週2日取引終了後に、同社の子会社ロゼッタが専門文書AI「Metareal AI LLM 2」のデモ動画を公開した。これを手掛かり材料に上値を見込んだ短期資金の流入が続いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ACSL<6232>=後場上げ幅拡大。きょう午前11時半、国内で大型案件を受注したと発表。これを材料視した買いが株価を押し上げたようだ。納入するのはプラットフォーム機体「PF2」で、受注金額は2億3100万円。納期は今年5月から2029年3月までを予定する。受注先とエンドユーザーは非開示。24年12月期の業績予想には織り込み済みとしている。
ユナイテッドアローズ<7606>=大幅高で年初来高値が射程入り。前営業日である2日の取引終了後、4月度の売上概況(速報)を発表しており、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高は前年同月比17.0%増と4カ月連続で前年実績を上回った。堅調な月次実績を評価した買いが入ったようだ。前年に比べて休日が1日少なかった影響はあるものの、気温の上昇とともにシャツ、カットソー、ニット、ブラウスなどの夏物軽衣料が好調に推移した。また、自社ECサイトを中心に、ネット通販の売り上げの伸長も目立ち、客単価が同8.5%増となったのに加えて、客数も同18.5%増と大きく伸長した。なお、全社売上高は同14.7%増だった。
セレス<3696>=続急伸。前営業日となる2日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想の修正を発表した。最終利益の見通しをこれまでの8億円から12億円(前期比2.7倍)に引き上げており、ポジティブ視されたようだ。持ち分法適用関連会社であるビットバンクが24年1~3月期に純利益を計上する見込みとなったことを受け、持ち分法による投資利益を3億7000万円計上する。今期の売上高の見通しは据え置いた。
ブロードバンドタワー<3776>=物色人気にストップ高。連休前2日取引終了後に1~3月期連結決算を発表。売上高は前年同期比11.7%減の30億9000万円だったものの、最終損益が前年同期実績(6000万円の赤字)から1億1900万円の黒字に転換して着地しており、これを好感した買いが集まっている。大型案件の売り上げ減少により減収となった。一方、利益面ではデータセンターにおけるサービス全体の構造改革が奏功したほか、投資事業組合運用益や投資有価証券売却益といった営業外収益の増加が寄与した。なお、通期の減収・最終黒字見通しに変更はない。
メタリアル<6182>=5日続伸とジリ高歩調継続。4月16日にマドを開けて急落したが、その後1000円を割り込んだところで下げ止まり、ソーサーボトム形成から出直り色を強めている。同社は人工知能(AI)を活用した自動翻訳サービスやソフト提供を主力とし、医薬、法務、財務など専門性の高い分野で旺盛なニーズを捉えている。前週2日取引終了後に、同社の子会社ロゼッタが専門文書AI「Metareal AI LLM 2」のデモ動画を公開した。これを手掛かり材料に上値を見込んだ短期資金の流入が続いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS