アイザワ証Gが大幅続落、自社株買いの上限引き上げ発表も好材料出尽くしとの受け止め
アイザワ証券グループ<8708>が大幅続落している。1日の取引終了後、1月に発表した自社株買いに関し、取得総数と総額の上限を引き上げるとともに、取得方法を変更すると発表した。これまで取得総数30万株、取得総額5億円を上限としていたが、630万株(自己株式を除く発行済み株式総数の17.0%)、110億円を上限とする形に見直す。取得方法は市場買付から、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT─3)を含む市場買付に変更する。あわせて、1日終値の1750円で、2日午前8時45分のToSTNeT─3において、総数610万2600株、総額106億7955万円分の買い付けの委託を実施。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、アイザワ証Gは599万700株を2日に買い付けた。4月26日に発表した株主還元の強化策を踏まえ、自社株買いの規模を拡大したものの、株式市場ではいったん好材料出尽くしと受け止められたようだ。
出所:MINKABU PRESS
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