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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2811 カゴメ

東証P
3,022.0円
前日比
+16.0
+0.53%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.8 1.64 1.72 10.40
時価総額 2,837億円
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<動意株・30日>(大引け)=アクモス、マックス、マキタなど

 アクモス<6888>=大幅高で新値更新。同社は26日取引終了後、24年6月期第3四半期累計(23年7月~24年3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比13.6%増の6億1700万円となり、通期計画7億1000万円に対する進捗率が86.9%に達していることが好感されているようだ。売上高は同11.7%増の47億7300万円で着地した。主力のITソリューションが既存顧客に対する営業の深耕や、メーカーの戦略パートナー認定に伴う業容拡大などから売り上げが伸長。また、ITインフラ事業も堅調だった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

 マックス<6454>=高値圏もみ合い上放れ。同社は26日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比3.2%増の130億円としていることや、期末一括配当計画を前期比7円増配の108円としていることが好感されているようだ。売上高は同3.6%増の898億円を見込む。景気が緩やかに回復していくことを想定している一方、原材料価格の高止まりや欧州の景気低迷、中国経済の先行きなどを懸念している。

 マキタ<6586>=急伸。上昇加速で年初来高値を更新した。前週末26日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示し、最終利益が前期比16.7%増の510億円になる見通しを示し、好感されたようだ。想定為替レートは1ドル=145円(24年3月期の実績は144円59銭)、1ユーロ=155円(同156円75銭)、1人民元=20円(同20円13銭)とした。社内業務の効率化と在庫削減の取り組みにより利益体質の強化が進み、今期は増益を計画する。半面、欧州の住宅投資の低迷など厳しい需要環境にあるとの見方を示し、北米についても需要動向が見通しづらい状況にあると指摘する。今期の売上収益は前期比4.2%減の7100億円となる見通し。今期の中間配当予想は20円(前期の中間配当は10円)とした。年間配当予想は未定(前期の年間配当は57円)とする。

 正興電機製作所<6653>=切り返し急で年初来高値更新。前週末26日の取引終了後、24年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結業績予想を見直し、経常利益の見通しをこれまでの8億8000万円から11億9000万円(前年同期比25.4%増)に引き上げた。経常利益は減益予想から一転、増益を見込む形となり、評価されたようだ。6月中間期の売上高予想は130億円から135億円(同7.5%増)に見直した。電力部門やサービス部門が堅調に推移する見込み。遊休地の売却に伴う営業外収益の発生も寄与する。あわせて発表した第1四半期(1~3月)の売上高は前年同期比17.0%増の78億3600万円、最終利益は同55.9%増の6億7400万円だった。

 カゴメ<2811>=一気に4000円大台ライン突破。2月1日につけた高値3861円を払拭し、約3カ月ぶりに年初来高値を更新した。同社は前週末26日取引終了後に24年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の260億円から320億円(前期比83%増)に大幅増額された。23年12月期に同利益は174億7200万円と過去最高を記録したが、そこから驚異的な伸びで連続ピーク利益更新となる見通しでポジティブサプライズとなった。なお、同社株の上場来高値は2017年12月につけた4330円で、約6年5カ月ぶりの最高値圏も視界に入ってきた。

 ペプチドリーム<4587>=ストップ高。この日の寄り前、ノバルティス<NVS>とのペプチド創薬における提携を拡大すると発表しており、好材料視されている。今回の提携拡大は、19年に発表されたペプチド―薬剤複合体(PDC)の共同研究開発の取り組みを拡大するもので、ペプドリ独自の創薬開発プラットフォーム技術であるPDPSを用いて、ノバルティスが選定する複数の標的に対する新たな環状ペプチドの同定・最適化を実施する。契約に基づき、ペプドリはノバルティスから契約一時金として1億8000万ドルを受け取るほか、今後特定の開発、承認、販売マイルストーンフィーとして総額で27億1000万ドルを受け取る可能性があるとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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