日鋳造が大幅反落、受注下振れリスク見込み今期最終減益を予想
日本鋳造<5609>が大幅反落。24日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示し、売上高が前期比18.7%減の130億円、最終利益が同38.6%減の4億円となる見通しを示した。減収減益見通しを嫌気した売りが優勢となっている。
素形材関連では半導体製造装置向けの鋳鋼品の受注減が継続し、国内製造業の設備投資の先行き不透明感もあって、その他の鋳鋼品や鋳鉄品でも受注が下振れリスクがあるとしている。24年3月期の売上高は前の期比8.0%増の159億9200万円、最終利益が同14.7%増の6億5100万円だった。エンジニアリング部門で今期に見込んでいた大型案件の売り上げが前期に前倒しとなり、これまでの計画を上回って着地した。同社は前期の年間配当を従来の予想から5円増額して35円で決定。今期の年間配当予想は30円とした。
出所:MINKABU PRESS
素形材関連では半導体製造装置向けの鋳鋼品の受注減が継続し、国内製造業の設備投資の先行き不透明感もあって、その他の鋳鋼品や鋳鉄品でも受注が下振れリスクがあるとしている。24年3月期の売上高は前の期比8.0%増の159億9200万円、最終利益が同14.7%増の6億5100万円だった。エンジニアリング部門で今期に見込んでいた大型案件の売り上げが前期に前倒しとなり、これまでの計画を上回って着地した。同社は前期の年間配当を従来の予想から5円増額して35円で決定。今期の年間配当予想は30円とした。
出所:MINKABU PRESS