<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位に北海電
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」24日正午現在で北海道電力<9509>が「売り予想数上昇」1位となっている。
北海電は2月下旬以降、急速に上値を追い600円台前半の株価が4月23日には1303円の年初来高値を付け、短期間で2倍以上に化けた。国内で半導体新工場やデータセンター建設の動きが加速した場合、電力需要が急増することが予想され、電力会社の商機が高まるという見方があり、安定した電力供給のため現在停止している原発の再稼働思惑なども電力株を刺激する背景にある。そのなか北海電は、最先端半導体の量産を目指すラピダスの千歳工場の立ち上げを控え、泊原発再稼働への思惑が浮上しており株価変貌の材料となった。PERが依然として3倍台という超割安圏にあることで、なお上値への期待が漂う。ただ、きょうは半導体などこれまで売り込まれてきたグロース株に投資資金が還流しており、同社株は逆に目先利益確定の売りを誘発する格好となった。
出所:MINKABU PRESS
北海電は2月下旬以降、急速に上値を追い600円台前半の株価が4月23日には1303円の年初来高値を付け、短期間で2倍以上に化けた。国内で半導体新工場やデータセンター建設の動きが加速した場合、電力需要が急増することが予想され、電力会社の商機が高まるという見方があり、安定した電力供給のため現在停止している原発の再稼働思惑なども電力株を刺激する背景にある。そのなか北海電は、最先端半導体の量産を目指すラピダスの千歳工場の立ち上げを控え、泊原発再稼働への思惑が浮上しており株価変貌の材料となった。PERが依然として3倍台という超割安圏にあることで、なお上値への期待が漂う。ただ、きょうは半導体などこれまで売り込まれてきたグロース株に投資資金が還流しており、同社株は逆に目先利益確定の売りを誘発する格好となった。
出所:MINKABU PRESS