イード---子会社のデータセンター関連事業が国内DCIM市場でトップシェア見込み
イード<6038>は23日、子会社のエフ・アイ・ティー・パシフィック(以下FITP)が、2023年国内DCIM(Data Center Infrastructure Management)市場においてトップシェアを獲得する見込みと発表。2022年に続いての獲得となる。
「データセンタービジネス市場調査総覧 2024年版 市場編」によると、2023年DCIMの国内市場(数量)は前年比120.0%(見込)、2024年は前年比115.3%(予測)と引き続き成長が見込まれる。世界規模でみても、DCIM市場は2022年に20億160万米ドルに達し、2030年には最大41億5,410万米ドルに達すると予測される成長市場となっている。
FITPは、成長が続くDCIM市場において、主力商品である「VM7 iDC Visual Manager」の販売を強化し、引き続き高いシェアの確保に向けて事業展開を図っている。
DCIMとはData Center Infrastructure Management の略で、データセンター内のフロアレイアウト、ラックの実装状況、ケーブル配線、ネットワーク・電源接続状況、電源設備、サーバやネットワーク機器等の消費電力、温湿度等、データセンター内の設備の運用管理・監視を行うこと。
「VM7 iDC Visual Manager」は、フロアレイアウト図、ラック実装図、機器資産情報、ネットワーク・電源接続情報等を一元管理し、データセンターやサーバルームの煩雑な運用管理を見える化・効率化する。
《SO》
提供:フィスコ