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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4369 トリケミカル研究所

東証P
2,802円
前日比
-29
-1.02%
PTS
2,802円
21:06 11/21
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.4 3.16 1.07 42.08
時価総額 911億円
比較される銘柄
東応化, 
レゾナック, 
三菱ケミG
決算発表予定日

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<動意株・17日>(大引け)=鈴与シンワ、トリケミカル、ネオジャパンなど

 鈴与シンワート<9360>=急動意。上向きの5日移動平均線を足場に上値指向を強め、一時14%高の2900円まで駆け上がった。システム受託開発及びデータセンター・クラウドサービス事業などを展開する中堅IT企業で、技術力が高くNTTデータ<9613>との協業(2次下請け)で実績を積み重ねている。さくらインターネット<3778>を筆頭にさくらケーシーエス<4761>やAGS<3648>などデータセンター関連株に急騰パフォーマンスが相次いでおり、足もとの業績絶好調でPERなど株価指標面でも割安感がある同社株にも物色の矛先が向いた。24年3月期の業績は営業利益段階で8億6000万円(前の期比69%増)と変貌が見込まれている。

 トリケミカル研究所<4369>=4日ぶり大幅反発。生成AIの市場拡大が続くなか、AI用半導体需要の増大で、半導体製造装置などの生産設備増強の動きが関連銘柄の株価を刺激しているが、半導体材料などを手掛ける化学メーカーにも追い風が吹いている。きょうはレゾナック・ホールディングス<4004>が業績予想の上方修正を受け大きく買われたが、これは生成AI向け半導体材料の好調などが寄与した。HBM(広帯域メモリー)向けなど先端半導体の製造に必要な高純度化学薬品を手掛ける同社も同様の追い風が見込まれ、25年1月期業績急回復への期待が改めて投資資金を誘導する形となった。

 ネオジャパン<3921>=5日ぶりに急反発し年初来高値更新。16日の取引終了後、グループウェア「desknet’s NEO」のクラウド版について、価格改定を行うと発表。業績押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。円安に伴うITインフラコストの増大や、人件費の上昇などを背景に、既存プランにおける1ユーザーあたりの月額料金を、desknet’s NEOでは現行の400円から600円に引き上げる。改定日は9月1日。複数のサービスを組み合わせたセットプランも新設する。

 レゾナック・ホールディングス<4004>=切り返し急で年初来高値更新。16日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆3300億円から1兆3600億円(前期比5.5%増)へ、営業利益を280億円から470億円(前期37億6400万円の赤字)へ、最終利益を100億円から250億円(同189億5500万円の赤字)へ上方修正した。上期において、為替水準が想定よりも円安基調で推移していることに加えて、半導体材料やHDメディアの需要回復が想定以上に進んでいることを反映し、半導体・電子材料セグメントの売上高・営業利益予想を上方修正したことが要因。また、イノベーション材料、ケミカルの両セグメントについても、足もとのナフサ価格の上昇などを反映して売上高・営業利益予想を上方修正した。

 エコモット<3987>=物色人気にストップ高。16日の取引終了後、子会社のGRIFFYが大林組<1802>と共同で、建設現場の作業員の心拍数などのデータを活用した体調管理ソリューションを開発し、大林組が施工する約100カ所の建設現場において約3000人を対象に運用を開始することとなったと発表。今後の事業展開と収益貢献を期待した買いが入ったようだ。運用を始める体調管理ソリューション「GenVital(ゲンバイタル)」は、リストバンドを通じて収集した作業員の心拍数や位置情報と、計測器を使って集めた暑さに関するデータから、独自のアルゴリズムで計算した指標が一定の水準を超えた際に、管理者に注意喚起メールを送信する仕組み。建設現場における安全対策などの強化につなげる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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