ソシオネクスが異彩の強さ、機関投資家の実需買いと空売り買い戻しで商いも高水準
ソシオネクスト<6526>が高水準の商いをこなし、全般下げ相場のなかプラス圏で推移する強さをみせている。ここ売買代金も不動のトップを占めていたレーザーテック<6920>を凌ぎ首位となる日もみられるなど、マーケットのソシオネクスに対する視線が日増しに熱を帯びている。半導体設計の大手で日の丸半導体ラピダスが目指す回路線幅2ナノメートルの最先端半導体量産では、半導体設計のソシオネクスの存在が大きい。既に2ナノプロセスのチップレット開発では台湾のTSMC<TSM>、英アーム・ホールディングス<ARM>などと提携するなど、抜かりなく近未来に向けた布石を打っており、株価も先高期待が強い。日経225採用に伴い国内外機関投資家の組み入れニーズが高まっているほか、「直近では外資系証券経由の貸株調達による空売りの買い戻しも株価に浮揚力を与えているもようだ」(ネット証券マーケットアナリスト)という。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2024年04月11日 10時27分
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2024年04月11日 10時27分