放電精密は人気集中でカイ気配スタート、25年2月期営業6割増益で強気の中計も評価
放電精密加工研究所<6469>が大口の買い注文に値が付かず、カイ気配のまま水準を切り上げる人気となっている。金属放電加工の専業で業界トップクラスに位置するが、航空・宇宙関連のエンジン部品や環境・エネルギー関連のガスタービン部品などが売り上げを伸ばしているほか、価格改定効果なども発現し足もとの業績は会社側の想定を上回る好調となっている。9日取引終了後に発表した24年2月期決算は営業利益が2億3000万円(前の期は3億1100万円の赤字)と会社側計画から上振れた。また、25年2月期の同利益は前期比60%増の3億6800万円を見込んでおり、これを材料視する買いを呼び込んでいる。更に、同日に中期経営計画も発表、27年2月期に営業利益8億9900万円を目標に掲げており、これが買い人気を増幅させる格好となった。
出所:MINKABU PRESS
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