貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3121 マーチャント

東証S
271円
前日比
0
0.00%
PTS
270.7円
10:23 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
30.5 1.94 0.74 42.72
時価総額 79.9億円
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決算発表予定日

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<動意株・9日>(前引け)=フェローテク、AFC-HD、マーチャント

 フェローテックホールディングス<6890>=3000円大台復帰目前。半導体製造装置向け部品を手掛け、特に真空シールでは世界シェア約6割というグローバルニッチトップとして存在感を示す。生成AI市場の拡大を背景に世界的に増勢一途となっている半導体設備投資需要は同社にとっても強力な追い風となっている。24年3月期は営業利益段階で前の期比29%減益見通しだが、これは株価には織り込み済みで今期以降の業績回復を先取りする買いが入り始めた。会社側でも25年以降の半導体需要の盛り上がりに備え強気の投資計画を推進、国内外で生産拠点の拡大に本腰を入れている。株価指標面でもPER9倍台、PBRも0.6倍台に過ぎず、水準訂正余地の大きさが意識されている。

 AFC-HDアムスライフサイエンス<2927>=年初来高値に急接近。8日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(23年9月~24年2月)連結業績について、売上高が従来予想の137億6400万円から146億6100万円(前年同期比17.8%増)へ、営業利益が7億7100万円から10億2300万円(同50.9%増)へ、純利益が4億7100万円から6億4300万円(同55.3%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。国内ヘルスケア事業や医薬品事業が堅調に推移したことに加えて、百貨店事業を担う子会社さいか屋<8254>が黒字転換したことや、アフターコロナにより飲食事業が回復基調となったことなどが要因。また、ヘルスケア事業の海外部門が計画を上回ったことが利益押し上げにも貢献したとしている。

 マーチャント・バンカーズ<3121>=大幅高。上値抵抗ラインの25日移動平均線を上抜き、底値圏離脱を鮮明としている。マンションやホテルなどの不動産に投資するマーチャントバンキング事業を展開するが、前期に保有物件数を積極的に増やしたこともあり、不動産市況上昇の恩恵を享受している。12カ月決算に復帰する24年10月期は営業損益が6億円の黒字を見込むなど好調な予想となっている。好業績を背景に株主還元にも余念がなく、8日取引終了後に24年10月期末時点の株主を対象に追加の株主優待を実施することを発表、1000株以上の保有でショッピングサイト「Lafan」で販売する1万円相当分の商品を贈呈する。これを手掛かり材料に投資資金が流入した。株価が200円台と低位にあることも、値ごろ感に着目した個人投資家の買いを呼び込む背景となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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