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6699 ダイヤHD

東証P
562円
前日比
-2
-0.35%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.49 4.45 198
時価総額 51.3億円
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<動意株・8日>(大引け)=ダイヤHD、ギックス、トーセイなど

 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>=後場一段高。同社はきょう午前11時ごろ、東京電力ホールディングス<9501>と共同研究したV2H(Vehicle to Home)「EIBS Va―1(アイビス・ブイエーワン)」を24年夏に発売すると発表。これが株価を刺激しているようだ。また、同様に東電HDとの共同研究製品であるマルチリンク蓄電システム「EIBS V(アイビス・ブイ)」について、5月7日から出荷を開始するとしている。

 ギックス<9219>=ストップ高。午前9時ごろ、トヨタ自動車<7203>グループのトヨタモビリティパーツと「AI整備見積りシステム」を共同開発し、3月1日にトヨタモビリティ新大阪に提供を開始したと発表しており、これを好感した買いが流入している。「AI整備見積りシステム」は、自動車ディーラーや自動車整備工場向けに提供する、AIによる車の部品交換・整備予測を支援するシステム。車両情報をシステムに入力するだけで、AIが約80項目の整備内容を診断し整備の必要有無について推奨度を算出した「AI診断書」を作成。「AI診断書」により、サービススタッフは入庫前段階の顧客に対してデータに裏付けられた整備内容の提案・見積もりが可能となるほか、入庫後の整備作業においてもAIの診断結果をもとに作業計画の改善を図ることで、エンジニアの作業負荷削減を実現することができるとしている。なお、25年からは全国トヨタ車両販売店へ順次サービス提供を開始する予定としており、業績への貢献が期待されている。

 トーセイ<8923>=大幅反発で年初来高値更新。前週末5日の取引終了後に24年11月期第1四半期(23年12月~24年2月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比12.3%増の348億6800万円、最終利益は同45.7%増の64億3500万円となった。第1四半期ながら通期計画に対する最終利益の進捗率は57%台とあって、好感した買いが入ったようだ。不動産開発事業において、自社開発の物流施設など大型物件2棟を売却したことが収益を大きく押し上げた。

 ソシオネクスト<6526>=大幅高で新値圏快走。前週末に日経平均が波乱安に見舞われた際にも、同社株は朝方こそ大きく下値を探る展開を強いられたが、後場は一貫して戻り足となり、大引けは69円安と小幅な下げにとどめる底堅さをみせていた。きょうは、改めて上値指向の強さをみせつけている。顧客のニーズに対応して設計したカスタムSoCをファブレス形態で供給しており、半導体設計分野で国内では群を抜いた存在。最先端半導体である2ナノ品の量産を計画する日の丸半導体会社ラピダスは、半導体の性能向上において新技術であるチップレット(個別チップを組み合わせて一つの半導体チップを完成させる手法)に照準を合わせている。ソシオネクスはこのチップレットの普及で重要なカギを握るキーカンパニー。足もとの業績も好調で、24年3月期営業利益は前の期比45%増の315億円を見込むが一段の増額も視野に入る。

 メディアシーク<4824>=動意。同社はきょう午前9時ごろ、カナダのインタラクソンが開発するバンド型の脳波計測デバイス「MuseS」の技術基準適合証明の取得に協力し、日本国内で初めて「MuseS」を販売すると発表。これが材料視されているようだ。メディアSは、これまでも脳波を用いたトレーニングプログラムを提供するアプリ「NeuroSwitch」と連携する脳波計測デバイスとして、インタラクソンが開発するデバイス「Muse2」を正規販売代理店として販売してきた経緯がある。なお、「MuseS」はこれまでのMuseシリーズの製品とは異なり、装着時により頭にフィットしやすいバンド型のデザインで、ノイズの少ない脳波の計測が期待できるという。

 QPS研究所<5595>=急反発。前週末5日取引終了後に大型案件を落札したと発表しており、これを好感した買いが集まっている。内閣府が実施する小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証事業で、落札額は15億3800万円。納期は25年5月期中としている。また、この日朝方に小型SAR衛星QPS-SAR7号機の打ち上げに関し、米スペースX社が予定日時を4月8日午前8時16分(日本時間)に設定したと開示した。予備日は翌9日の同時刻としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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