さくらKCSが連日のS高カイ気配、データセンター関連穴株として物色人気が全面開花
さくらケーシーエス<4761>の上げ足鮮烈、前週末のストップ高に続ききょうも値幅制限いっぱいの300円高は1748円でカイ気配に張り付いている。三井住友銀行を筆頭株主に置く情報サービス会社で、創業1969年の古参企業だが、安定した高い技術力を背景に、三井住友グループをはじめ金融向けや自治体向けなどを中心に高実績を誇る。システム開発のほか、耐震・耐火及び高度なセキュリティーを強みとするデータセンターが収益の柱。今後、国内でもデータセンター増設需要が高まることが予想され、同社のこれまでの実績が見直される流れにある。時価総額200億円未満と小型で、なおかつ浮動株比率の低さが際立っており、株式需給のタイト感に着目した投資資金の攻勢が本格化している。24年3月期営業利益は期初見通しの8億2000万円から、10億2000万円(前の期比3%増)に増額修正し、2ケタ減益見通しから一転増益予想となったことも引き続き好感されているもようだ。
出所:MINKABU PRESS
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