電算システムHD Research Memo(11):2024年12月期の年間配当は40円を計画
■株主還元策
1. 配当政策
電算システムホールディングス<4072>は株主還元を経営の最重要課題の1つとして掲げ、主として配当による株主還元を行っている。配当政策においては公約配当性向などの定めはなく、収益動向や投資計画、財務状況などを総合的に勘案して判断するとしている。2023年12月期の1株当たり配当金は、前期比2円増配の37円(中間配当18円、期末配当19円)となった。2024年12月期については、前期比3円増配の40円(中間配当20円、期末配当20円)の配当を計画している。同社は、年間配当を毎期増額しており、“安定増配”を志向していることが窺える。
2. 株主優待
同社は株主優待制度を導入している。同社の1単元(100株)以上の株式を1年以上継続保有している12月末時点の株主に対し、3,000円相当の岐阜県の特産品を贈呈している。具体的には明方ハムセット、豆板ギフト、はちみつ3本セット、クラフトビールセット、貝印 包丁、飛騨コシヒカリなど、6種類の特産品から選択できる。地方創生にも寄与する企業姿勢を弊社では評価している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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提供:フィスコ