【市況】株価指数先物【昼】 13週線を挟んだ狭いレンジ推移
日経225先物は11時30分時点、前日比10円安の3万8600円(-0.02%)前後で推移。寄り付きは3万8570円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8545円)にサヤ寄せする形から、やや売りが先行して始まった。直後に付けた3万8560円を安値にリバウンドを見せており、一時3万8770円まで買われた。その後は3万8560円~3万8750円辺りでの狭いレンジでの推移となった。
日経225先物は、寄り付き後ほどなくして25日移動平均線(3万8690円)を上回る場面も見られたが、オプション権利行使価格の3万8750円処で上値を抑えられる形となった。ただし、下値の堅さも意識されており、権利行使価格の3万8500円から3万8750円辺りでのレンジで推移している。後場も膠着感の強い相場展開が見込まれるなか、終値で13週線(3万8630円)を上回る可能性が高まるようだと、ややロングの動きが強まりやすいとみておきたい。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.13倍に低下した。一時14.07倍に低下する場面も見られたが、5日線(14.06倍)が支持線として機能する形となった。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下げ渋るなか、NTロングに向かわせやすいだろう。
株探ニュース