インバPFが地合い悪に逆行し大幅高、インバウンド対応Wi-Fi絶好調で業績急拡大途上に
インバウンドプラットフォーム<5587>が全般地合い悪のなか逆行高、一時8%高の1708円まで上値を伸ばす場面があった。同社はWi-Fi端末のレンタル事業を展開し、多言語対応を強みに訪日外国人向けで需要開拓が進んでいる。2月の訪日外国人客数は278万8000人と高水準で、昨年2月比では89.0%増と急拡大し、2月単月で過去最高を記録した。コロナ禍の反動もあって、訪日外客数はうなぎ上りだが、日本国内には無料の公衆無線LAN環境が整備されていないことから、同社のビジネスチャンスが広がっている。業績は絶好調で、23年9月期に営業利益が前の期比2.6倍化したが、続く24年9月期も高成長を継続、前期比34%増の4億5000万円を見込んでいる。今年1月末からナビタイムジャパン(東京都港区)と連携し訪日・在留外国人向けに新幹線チケットの手配サービスを開始するなど新境地開拓にも積極的だ。
出所:MINKABU PRESS
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