貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4568 第一三共

東証P
4,435円
前日比
-48
-1.07%
PTS
4,440円
21:19 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
37.3 5.17 1.35 21.97
時価総額 86,351億円
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<動意株・19日>(大引け)=Mipox、トムソン、エクサWizなど

 Mipox<5381>=大幅続伸。表面加工処理に使う液体研磨剤で高い商品競争力を誇り、パワー半導体向けエッジ研磨や表面研磨で高水準のニーズを獲得している。24年3月期は営業損益が7億円の赤字に転落する見込みで株価も低迷していたが、25年3月期は半導体業界の活況を背景とした研磨剤の需要回復が牽引し、急回復が予想される状況となっている。株式需給面では一部機関投資家の実需買いも観測され、上値指向がにわかに強まっている。

 日本トムソン<6480>=大幅高で昨年来高値更新。半導体製造装置向けを主力に直動案内機器を製造、自社技術で開発したニードルベアリングでも評価が高い。生成AI市場の拡大を背景とした世界的な半導体設備増強の動きが追い風として意識される局面となっている。24年3月期は営業利益段階で前期比63%減益予想と落ち込むものの、25年3月期は2ケタ以上の増益で回復トレンド入りする可能性が高い。0.6倍台の低PBRもポイントで株主還元強化に対する期待感も株高を後押ししている。

 エクサウィザーズ<4259>=ストップ高。18日の取引終了後、第一三共<4568>とのAI活用による創薬プロジェクトを巡り、病気の原因となる標的タンパク質のなかでも高難易度のターゲットに関して良質なヒット化合物を取得するといった成果を得られたと発表しており、好感されたようだ。超大規模バーチャルスクリーニングの開始からわずか約2カ月の短期間で、約60億種類の化合物群から約400の有望な化合物を絞り込み、選択することに成功した。選択した化合物の中からは、ヒット化合物としての良好な活性を示す結果が得られたという。

 守谷輸送機工業<6226>=急反発。18日の取引終了後、韓国のサムスン重工業から船舶用エレベーター32台(16隻×2台)を受注したと発表。これが好感されている。今回受注したエレベーターは、台湾海運大手の長栄海運(エバーグリーン・マリン)がサムスン重工業に発注したコンテナ船に設置する。2025年11月から順次引き渡す。同社は日本、中国に続く新たな市場として韓国への参入を図ってきた経緯があり、韓国の造船業界で船舶用エレベーターを受注するのは今回が初という。

 HPCシステムズ<6597>=大幅続伸。18日の取引終了後、大規模言語モデルや生成AI開発に特化したGPUカード「NVIDIA H100 NVL」を販売すると発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。HPCシスは米エヌビディア<NVDA>のパートナー認定制度において、最上位パートナーレベルの企業に認定されている。AIインテグレーション技術などを生かすことで、GPUカードの性能を最大限に引き出し、顧客の研究・開発上の課題解決を促す。

 ザインエレクトロニクス<6769>=物色人気に急伸。昨年来高値を更新した。18日の取引終了後、AIサーバーをはじめとするデータサーバー事業に新規参入すると発表。これが買い材料視されている。事業参入に向け、世界市場でデータサーバーを開発・提供している中国企業Huaqin Technology(HQ社)と業務提携し、合弁会社「ザイン・ハイパーデータ」を4月1日付で設立する。出資比率はザインが70%、HQ社が30%の予定。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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