貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3778 さくらインターネット

東証P
4,945円
前日比
+25
+0.51%
PTS
4,980円
10:28 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
127 7.12 0.08 1.45
時価総額 2,072億円
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<動意株・13日>(大引け)=くら寿司、川田テクなど

 くら寿司<2695>=新値追い。12日取引終了後に発表した23年11月~24年1月期連結決算は、売上高が前年同期比9.4%増の561億1000万円、最終損益が前年同期の赤字から12億6400万円の黒字に転換して着地した。これを好感した買いが入っている。人流回復やインバウンド需要の活況を追い風に主力の国内事業が好調だった。海外事業は売上高は伸びたものの、利益面では先行投資や物価高、食材原価の上昇などが重荷となった。通期の増収・最終黒字見通しに変更はない。

 川田テクノロジーズ<3443>=大幅高で昨年来高値更新。12日の取引終了後、24年3月期の業績・配当予想の修正を発表した。今期の最終利益予想はこれまでの57億円から65億円(前期比53.6%増)に引き上げた。年間配当予想は30円増額して330円(前期比120円増配)に見直しており、好感されたようだ。鉄構セグメントや土木セグメントにおいて、設計変更に向けた交渉が想定以上に順調に進んだ。航空事業で機体用部品価格の高騰に対する補助金計上が見込める状況になったことなども寄与する。今期の売上高予想は据え置いた。

 さくらインターネット<3778>=4日ぶり急反発しストップ高。生成AIや政府クラウド関連の象徴株として株価の居どころを大きく変えたが、これまでの急騰の反動で前週末を境に大きく値を崩していた。前日大引けも連日のストップ安で売り物を残す状態にあったが、きょうは一転して押し目買い需要が売りを凌駕している。市場では「(これまで同社株に発生していた)追い証関連の売りは前日でほぼ出切った形で、全般相場のAI関連反騰の地合いに乗った」(ネット証券大手)としており、前日の取引終了際にかけて、需給転換を見込んだ成り行き買いも観測されていた。前日の米国株市場でエヌビディア<NVDA>が7%超の急反騰を演じたことも、先端半導体や人工知能(AI)関連株に追い風となっている。

 アウンコンサルティング<2459>=物色人気化でストップ高。同社はSEOコンサルティングを手掛け、海外市場向けでも強みを持つ。業績は低迷しており株価も200円前後という超低位株だが、出来高流動性に富み、折に触れ株価を急動意させることで短期筋の個人投資家資金などの注目度が高い。そうしたなか、12日取引終了後に企業のSEO(検索エンジン最適化)対策支援サービス「SEOガイド」を同日から提供開始することを発表した。SEOガイドはインターネット検索の上位表示による潜在顧客へのアプローチや企業の信頼性向上で貢献が期待されている。これを材料視する買いを誘導している。

 ACSL<6232>=ストップ高。12日の取引終了後、防衛装備庁が実施した入札に伴い、小型空撮機体「SOTEN(蒼天)」を納入する大型案件を受注したと発表。これを材料視した買いが膨らんだ。受注金額は3億7000万円。納期は今年12月を予定している。なお、今回の受注は通期業績予想に織り込み済みとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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