東エレク、アドテストなど買い優勢、米エヌビディアの躍進が株価の刺激材料に

　東京エレクトロン<8035>の上値追い継続、ここ半導体関連株が売られるなかも同社株は強さを発揮し前日まで７連騰を記録していたが、きょうも目先筋の利益確定売りをこなし、上場来高値近辺で頑強な値動きを示している。前日の米国株市場では半導体関連株が買われ、フィラデルフィア半導体株指数（ＳＯＸ指数）も大きく切り返しに転じた。特に最高値街道を突き進む米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>はこの日も３％を超える上昇で強力な上げ足を示した。これを受けて東京市場でも半導体製造装置関連の主力銘柄に物色の矛先が向いている。エヌビディア向けに半導体検査装置を納入するアドバンテスト<6857>も続伸、上場来高値更新をうかがう動きをみせている。

出所：MINKABU PRESS