吉野家HDは売り買い交錯、前2月期業績予想上方修正で営業利益は2.2倍に
吉野家ホールディングス<9861>は売り買い交錯も底堅さを発揮。2月19日ザラ場に戻り高値を形成したあと調整色を強めていたが、足もと下げ止まる動きをみせている。同社は前日取引終了後に24年2月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の68億円から74億円(前の期比2.2倍)に増額した。脱コロナに伴う人流回復で客足が戻っていることに加え、商品値上げによる利益採算の向上も足もとの業績を押し上げている。好業績を背景に株主還元も強化し、前期年間配当は従来計画の16円から18円(前の期実績は10円)に2円上乗せすることも併せて発表、これもポジティブ視された。
出所:MINKABU PRESS
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