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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5074 テスホールディングス

東証P
278円
前日比
-5
-1.77%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
28.0 0.48 2.76 85.04
時価総額 196億円
比較される銘柄
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<動意株・16日>(大引け)=Kudan、テスHD、ステムリムなど

 Kudan<4425>=後場上げ幅拡大。午後0時20分ごろ、独自の空間・物体認識技術であるKudanSLAMを活用したモバイルロボット開発キット「Mobile Robot Development Kit(MRDK)」の販売を開始したと発表しており、好材料視されている。同社はこれまで、自律走行ロボットや車両向けに、システムの中核技術となる自己位置推定のためのKudanSLAMを提供してきたが、今回提供を開始するMRDKは、顧客がKudanSLAMを採用した顧客製品の開発・試験運用の期間を短縮し、また直接製品として実用化も可能なパッケージ。23年から顧客を限定して試験的に導入をしてきたが、顧客からの好評を重ねたことで、今回市場への本格導入を開始するとしている。

 テスホールディングス<5074>=大幅高。この日の午前中、子会社テス・エンジニアリングが、フレキシブルパイプ・ホースなどの製造・販売を行う東拓工業(大阪市西区)から太陽光発電システムの設置工事を受注したと発表しており、好材料視されている。東拓工業が関西りんくう工場(大阪府田尻町)に太陽光発電システムを設置するにあたり、工事を受注したという。なお、工事は9月に着工予定としている。

 ステムリム<4599>=急反発。15日の取引終了後、塩野義製薬<4507>へ導出済みの再生誘導医薬開発候補品レダセムチド(HMGB1)から創製したペプチド医薬「S-005151」を利用した外傷性軟骨欠損症、変形性関節症及び離断性骨軟骨炎を適応症とした特許について、日本で登録されることになったと発表しており、好材料視されている。同特許は、現在開発が進んでいるレダセムチドの適応症の拡大を目的とするもの。なお、同件による24年7月期業績への影響はないとしている。

 太陽ホールディングス<4626>=上値指向で昨年来高値にらむ。15日の取引終了後、子会社の太陽ファルマがパーキンソニズム治療剤「マドパー配合錠L50」(一般名レボドパ・ベンセラジド塩酸塩)について、剤形追加に関する製造販売承認を取得したと発表した。同治療剤は薬価基準収載後、太陽ファルマが速やかに発売する予定という。この発表を手掛かりに買われている。

 ヘッドウォータース<4011>=切り返し急でストップ高。同社は15日取引終了後、「マルチモーダルAIラボサービス」の提供を開始したと発表しており、これが株価を刺激しているようだ。このサービスは、日本マイクロソフト(東京都港区)が提供する「Azure OpenAI Service」利用企業向けにテキスト、音声、画像・映像の複合的な生成AI支援を行うもの。今後はXR(現実世界と仮想世界を融合し、新しい体験を創造する技術)スマートグラスや未来型UXアプリ、エッジAIへの適用といったソリューション展開を図るとしている。

 ペッパーフードサービス<3053>=上昇加速で一時ストップ高。前日のストップ高に続き物色の矛先が向かっており、底値圏離脱の動きを鮮明にしている。引き続き14日に発表した24年12月期の6期ぶり営業黒字転換見通しと株主優待制度の再開を好材料視する動きに加えて、15日に発表した1月度実績で「いきなり!ステーキ」既存店売上高が前年同月比6.5%増となり、13カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されているようだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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