東エレクが急騰し連日で上場来高値を更新、今期業績・配当予想の増額評価し資金流入
東京エレクトロン<8035>が急騰し、株式分割考慮後の上場来高値を連日で更新している。前週末9日の取引終了後、24年3月期の業績と配当予想を上方修正した。今期の最終利益予想を3070億円から3400億円(前期比27.9%減)に引き上げたほか、年間配当予想は27円増額して367円に見直した。業況を評価した投資家の資金が流入し、株価の上昇率は10%を超えた。
通期の売上高予想は1000億円増額して1兆8300億円(同17.2%減)に修正した。4~12月期は売上高が前年同期比22.3%減の1兆2832億3400万円、最終利益が同32.3%減の2390億2400万円と減収減益だったが、調整局面にあった半導体製造装置向けの設備投資は底打ちの兆候がみられたという。生成AI用のアドバンストパッケージ向けの設備の引き合いが増加したほか、中国におけるIoTや車載、産業用の設備投資も堅調に推移した。4~12月期までの実績と1~3月期の事業見通しを通期の業績予想に反映した。
出所:MINKABU PRESS
通期の売上高予想は1000億円増額して1兆8300億円(同17.2%減)に修正した。4~12月期は売上高が前年同期比22.3%減の1兆2832億3400万円、最終利益が同32.3%減の2390億2400万円と減収減益だったが、調整局面にあった半導体製造装置向けの設備投資は底打ちの兆候がみられたという。生成AI用のアドバンストパッケージ向けの設備の引き合いが増加したほか、中国におけるIoTや車載、産業用の設備投資も堅調に推移した。4~12月期までの実績と1~3月期の事業見通しを通期の業績予想に反映した。
出所:MINKABU PRESS