日清紡HDは後場急伸、24年12月期は93%営業増益を予想
日清紡ホールディングス<3105>は後場急伸している。午前11時30分ごろに発表した24年12月期連結業績予想で、売上高5130億円(前期比5.2%減)、営業利益240億円(同92.7%増)、純利益190億円(前期200億4500万円の赤字)と大幅営業増益を見込むことが好感されている。
TMDグループを事業譲渡したことにより減収を見込むものの、無線・通信事業で安定した公共事業予算を背景にソリューション・特機事業が堅調に推移することに加え、日立国際電気グループが連結子会社となったことが寄与する。また、マイクロデバイス事業で車載製品が引き続き堅調に推移することに加え、23年12月期に大きく減少したスマートフォンやパソコン関連などの民生製品の市況が下期から回復することを想定しているという。
なお、同時に発表した23年12月期決算は、売上高5412億1100万円(前の期比4.9%増)、営業利益124億5300万円(同19.3%減)だった。
同時に26年12月期に売上高5800億円、営業利益380億円を目指す中期経営計画を発表した。無線・通信/マイクロデバイス事業を軸にした成長の加速を図るほか、デジタル技術を活用したビジネスモデル構築と経営資源の重点投入を計画しているという。
出所:MINKABU PRESS
TMDグループを事業譲渡したことにより減収を見込むものの、無線・通信事業で安定した公共事業予算を背景にソリューション・特機事業が堅調に推移することに加え、日立国際電気グループが連結子会社となったことが寄与する。また、マイクロデバイス事業で車載製品が引き続き堅調に推移することに加え、23年12月期に大きく減少したスマートフォンやパソコン関連などの民生製品の市況が下期から回復することを想定しているという。
なお、同時に発表した23年12月期決算は、売上高5412億1100万円(前の期比4.9%増)、営業利益124億5300万円(同19.3%減)だった。
同時に26年12月期に売上高5800億円、営業利益380億円を目指す中期経営計画を発表した。無線・通信/マイクロデバイス事業を軸にした成長の加速を図るほか、デジタル技術を活用したビジネスモデル構築と経営資源の重点投入を計画しているという。
出所:MINKABU PRESS