高砂熱が急伸し新値街道、4期ぶり経常過去最高益更新見通しと配当増額をポジティブ視
高砂熱学工業<1969>が後場に急伸し、連日で上場来高値を更新した。8日正午、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績と配当予想を見直した。今期の経常利益予想は190億円から250億円(前期比49.8%増)に上方修正し、4期ぶりの最高益更新を見込む。年間配当予想については普通配当を26円増額し、記念配当10円と合わせて121円(前期は普通配当で63円)に引き上げた。これらをポジティブ視した買いが入り後場に再びプラス圏に浮上。ショートカバーを誘発した。
今期の売上高予想は3550億円から3600億円(前期比6.2%増)に見直した。工事の順調な進捗とともに、受注や施工段階での採算性の改善もあって収益が上振れする。半導体関連を中心に製造業での建設需要が堅調に推移するなか、今期の受注高の予想も3600億円から3900億円(前期は3727億7400万円)に引き上げた。4~12月期の売上高は前年同期比10.5%増の2637億3200万円、経常利益は同2.1倍の200億6500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高予想は3550億円から3600億円(前期比6.2%増)に見直した。工事の順調な進捗とともに、受注や施工段階での採算性の改善もあって収益が上振れする。半導体関連を中心に製造業での建設需要が堅調に推移するなか、今期の受注高の予想も3600億円から3900億円(前期は3727億7400万円)に引き上げた。4~12月期の売上高は前年同期比10.5%増の2637億3200万円、経常利益は同2.1倍の200億6500万円だった。
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