後場の日経平均は622円高でスタート、第一三共や任天堂などが高い/後場の寄り付き概況
日経平均 : 36742.40 (+622.48)
TOPIX : 2563.95 (+14.00)
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比622.48円高の36742.40円と、前引け(36738.42円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は36670円-36790円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=148.30-40円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が朝方に小安くなる場面もあったがその後は底堅く推移し0.9%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は概ねマイナス圏で軟調で0.8%ほど下落している。
後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。日銀の内田副総裁の発言を受け、前場に続き、日銀が緩和的な姿勢を維持するとの観測が株価支援要因となっている。一方、日経平均が大幅高となっていることから高値警戒感が強まっており、積極的な買いを見送る向きもあるようだ。
セクターでは、その他金融業、その他製品、輸送用機器が上昇率上位となっている一方、繊維製品、電気・ガス業、銀行業が下落率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、協和キリン<4151>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、NTTデータ<9613>、オリックス<8591>、第一三共<4568>、トヨタ<7203>、任天堂<7974>が高い。一方、スズキ<7269>、AGC<5201>、TOWA<6315>、花王<4452>、KDDI<9433>、東電力HD<9501>、みずほ<8411>、商船三井<9104>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>が下落している。
《CS》
提供:フィスコ