千代建が上げ幅拡大、24年3月期業績予想を上方修正
千代田化工建設<6366>が上げ幅を拡大している。午前中にトヨタ自動車<7203>と大規模水電解システムの共同開発で基本合意したと発表したのに続き、午後2時ごろに24年3月期の連結業績予想について、売上高を4500億円から5000億円(前期比16.2%増)へ、営業利益を200億円から210億円(同15.9%増)へ、純利益を150億円から180億円(同18.5%増)へ上方修正したことが好感されている。
遂行中案件の着実な進捗により工事進度が期初の想定を上回って推移していることに加えて、為替レートが円安で推移したことによるプラス効果もあり、売上高が増加する見込み。また、資産効率の向上やリソース配分の最適化、固定費の適切なコントロールにより事業収益が着実に積み上がっていることや、完工案件でのリスク分担による採算の改善など一過性利益の計上も寄与する。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高3974億6300万円(前年同期比28.8%増)、営業利益178億1800万円(同30.8%増)、純利益156億9200万円(同25.2%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
遂行中案件の着実な進捗により工事進度が期初の想定を上回って推移していることに加えて、為替レートが円安で推移したことによるプラス効果もあり、売上高が増加する見込み。また、資産効率の向上やリソース配分の最適化、固定費の適切なコントロールにより事業収益が着実に積み上がっていることや、完工案件でのリスク分担による採算の改善など一過性利益の計上も寄与する。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高3974億6300万円(前年同期比28.8%増)、営業利益178億1800万円(同30.8%増)、純利益156億9200万円(同25.2%増)だった。
出所:MINKABU PRESS