九州電が続騰、燃料価格下落で今期経常益予想を引き上げ配当予想5円増額
九州電力<9508>が続騰し、2019年4月以来の高値圏で推移している。1月31日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績を見直した。経常損益の黒字額の見通しを1700億円から2000億円(前期は866億3400万円の赤字)に引き上げた。最高益予想を上乗せする形で修正したほか、年間配当予想を5円増額して25円(前期は無配)とし、好感されたようだ。
燃料価格の下落による燃料費調整の期ずれ差益の拡大が寄与する。卸電力市場価格の下落による購入電力料の減少も利益を押し上げる見込み。一方、売上高の見通しは据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
燃料価格の下落による燃料費調整の期ずれ差益の拡大が寄与する。卸電力市場価格の下落による購入電力料の減少も利益を押し上げる見込み。一方、売上高の見通しは据え置いた。
出所:MINKABU PRESS