不二家が反落、中国事業振るわず23年12月期業績は計画下振れで着地
不二家<2211>が反落している。前週末26日の取引終了後、集計中の23年12月期連結業績について、売上高が従来予想の1060億円から1055億3400万円(前の期比4.9%増)へ、営業利益が22億円から13億7400万円(同68.3%減)へ、純利益が14億円から9億6900万円(同71.3%減)へ下振れて着地したようだと発表したことが嫌気されている
洋菓子事業はクリスマスの売り上げが伸長するなどして堅調だったものの、製菓事業では中国の景気減速に加えて、中国政府による日本製品の輸入制限を受けて中国子会社が販売不振に陥り、売上高は計画を下回った。また、製菓事業において原材料費が大きく高騰しているチョコレートを使用した製品の販売構成が上がったことも利益を押し下げた。
出所:MINKABU PRESS
洋菓子事業はクリスマスの売り上げが伸長するなどして堅調だったものの、製菓事業では中国の景気減速に加えて、中国政府による日本製品の輸入制限を受けて中国子会社が販売不振に陥り、売上高は計画を下回った。また、製菓事業において原材料費が大きく高騰しているチョコレートを使用した製品の販売構成が上がったことも利益を押し下げた。
出所:MINKABU PRESS