貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3992 ニーズウェル

東証P
294円
前日比
+2
+0.68%
PTS
293.5円
13:25 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.8 2.64 3.06 90.04
時価総額 120億円
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<動意株・23日>(大引け)=ジャパニアス、ニーズウェル、アルプス技など

 ジャパニアス<9558>=一時ストップ高で上場来高値更新。22日の取引終了後、26年11月期を最終年度とする中期経営計画を策定したと発表しており、最終年度に売上高200億円(23年11月期98億8500万円)、経常利益20億円(同8億7300万円)を目指すとしたことが評価されている。オンサイト型開発支援のチーム体制の強化や新たな職種/分野の着手による新規市場への進出、全国エリア展開の加速などを図るとしている。

 ニーズウェル<3992>=上値指向強め3日続伸。22日の取引終了後、金融、証券、生損保、通信、製造業の基幹システム開発などを手掛けるエフ・エスソフトウエア開発(東京都新宿区)と業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視されている。エフ・エスソフトウエア開発は、既にニーズウェルのコアパートナー企業として金融・公共分野の案件において協業を進めている。また今後は、エフ・エスソフトウエア開発の島根開発センターとニーズウェルの長崎開発センターにおけるニアショア拠点の活用ノウハウや案件の共有、ニーズウェルの研修カリキュラムを活用したエンジニア育成支援などで協力体制を構築し、新規顧客獲得や収益拡大などを図るとしている。なお、同件による24年9月期業績への影響は軽微としている。

 アルプス技研<4641>=4日続伸。22日に発表した月次別稼働率・技術者数推移で、12月度の全社稼働率が97.8%となり、前年同月(97.9%)同様に97%台後半の高水準を保ったことが好感されている。また、技術者数は4516人となり、前年同月に比べて351人増加した。

 ティアンドエス<4055>=大幅高で25日線とのマイナスカイ離を急速に縮小。前週17日と18日の2営業日で400円以上の大幅下落をみせたが、目先売られ過ぎとみた押し目買いが流入し、切り返し急となっている。外資系証券経由の貸株調達による空売りが高水準だったが、その買い戻しが作用しているとみられる。キオクシアを主要顧客に最先端半導体工場向けのシステム開発及び運用・保守で高度な技術力と実績を有する。トヨタ自動車<7203>向けでもAI関連技術を利用したソリューションを提供している。国策支援のもと国内で半導体工場新設や生産ライン増設の動きが今後も見込まれるなか、同社の活躍余地は大きい。24年11月期営業利益は前期比10%増の7億600万円予想と増収増益基調に変化はなく、25年11月期以降も成長トレンドは維持されそうだ。ややPERが高いことから空売りも溜まっており、日証金では直近貸借倍率が0.39倍と売り長で貸株注意喚起の対象となっている。

 GENDA<9166>=急動意。22日の取引終了後、カラオケボックス「カラオケBanBan」を運営するシン・コーポレーション(東京都新宿区)を連結子会社化すると発表。今後の収益貢献を期待した買いが入っている。シン・コーポレーションの発行済み株式数(自己株式を除く)の78.59%を取得する。店舗開発やキャンペーンの共同実施などを通じて相乗効果を狙う。取引実行日は2月1日の予定。

 オーバル<7727>=大幅続伸で新値街道復帰。流体計測器の大手メーカーで、得意とする液体向けセンサーは幅広い業界のニーズを捉えている。ここ半導体市況の回復を背景に同関連株に物色の矛先が向いているが、同社は半導体製造装置向けコリオリ流量計や熱式質量流量計で高い実績を有しており、テーマ買いの動きに乗る形となった。株価は500円台と値ごろ感があるほか、PBR0.8倍台で配当利回りも2.5%前後と指標面でも買いやすさがある。 

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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