TWOSTONE&Sons---1Qは2ケタ増収、売上高・売上総利益は13四半期連続で最高値を達成
TWOSTONE&Sons<7352>は12日、2024年8月期第1四半期(23年9月-11月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比43.6%増の32.19億円、営業利益は同20.5%増の0.59億円、経常利益は同23.5%増の0.59億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同2.9%減の0.28億円となった。売上高・売上総利益は13四半期連続で最高値を達成した。
同社の事業領域と相関の高いIT市場においては、デジタルトランスフォーメーションへの投資案件も増加基調は続いており、ITエンジニアに対する企業の採用意欲は依然として高い水準になることから、デジタルシフトを進める企業にITエンジニアを提供する同社の役割は、より重要なものになると認識している。このような事業環境下において、同社は昨年に引き続き企業のデジタル化を推進すべく、企業に対しITエンジニアリソースの提供を行うとともに、ITエンジニアの独立支援を行うMidworks事業を中心としたエンジニアプラットフォームサービスの拡大に注力した。
売上高・売上総利益ともに、13四半期連続で最高値を更新した。当期は第1四半期から中長期の事業拡大を見据えた過去最大の戦略投資を実行している。第1四半期は幹部人材・営業人材を中心とした積極的な採用投資を実行し、四半期の採用投資額は過去最大となり、前年比で48.3%増となった。積極投資の結果、販管費は前年比で2.80億円の増加(前年比51.3%増)となったものの、営業利益は前年を上回って着地した。
2024年8月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比31.5%増の132.25億円、営業利益は同40.7%増の4.49億円、経常利益は同43.6%増の4.39億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同41.6%増の2.40億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ