ティアンドエス---会社分割方式による持株会社体制への移行と分割準備会社の設立
ティアンドエス<4055>は12日、会社分割の方式による持株会社体制への移行及び分割準備会社を設立することを発表。
同社は、同社を分割会社とする吸収分割により、分割する事業を同社100%出資の子会社である分割準備会社に承継させる予定である。吸収分割契約は、30日に締結する。持株会社体制への移行は、6月1日を目途として行い、同社は持株会社として引き続き上場を維持する。
今後の新規事業創出やM&Aによる事業拡大を柔軟に実現するためにも、グループとして効率的な資源配分と効果的なコーポレート・ガバナンスを行うためには、持株会社体制に移行することが最適であると判断した旨を先日公表していた。
分割準備会社の名称は、ティアンドエス分割準備で、武川義浩が代表取締役に就任する。コンピュータ、エレクトロ製品、その周辺機器・関連機器及びそのソフトウェアの企画、開発、設計、製造、販売、保守、管理、検証、研究開発ならびにコンサルタント業、インターネットを利用した各種情報提供サービス、労働者派遣事業を展開する。資本金は0.55億円、発行済株式数は2,200株で、決算期は11月末である。
《SI》
提供:フィスコ