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NY為替:低調な独経済指標でECBの早期利下げ観測強まる


9日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円66銭へ弱含んだのち、144円62銭まで上昇し、144円52銭で引けた。米長期金利低下でドル売りが優勢となったのち米11月貿易赤字が予想外に縮小、景気減速懸念が後退し、ドル買いが優勢となった。欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測を受けたユーロ売りに対してドルが買われたほか、日本の消費者物価指数(CPI)伸び鈍化で日銀の緩和策据え置き観測を受けた円売りも強まったと見られる。

ユーロ・ドルは1.0951ドルへ上昇後、1.0911ドルまで反落し、1.0929ドルで引けた。独11月鉱工業生産が予想外に10月から悪化し6か月連続のマイナスに落ち込みユーロ圏の景気減速懸念が強まった。さらに、ポルトガル中銀のセンテノ総裁が欧州中央銀行(ECB)が5月より前に政策変更で決断の可能性もあると述べたため早期利下げ観測に伴い戻り高値からユーロ売りに押された。ユーロ・円は157円21銭まで下落後、158円01銭まで上昇した。日欧金利差拡大観測に伴う円売り、ユーロ買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2735ドルへ上昇後、1.2690ドルへ下落。ドル・スイスは0.8495フランから0.8532フランまで上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

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