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ダウ平均は小幅安 IT・ハイテク株への買い戻し強まる ボーイングが下落=米国株序盤

NY株式8日(NY時間11:37)(日本時間01:37)
ダウ平均   37379.32(-86.79 -0.23%)
ナスダック   14695.23(+171.16 +1.18%)
CME日経平均先物 33595(大証終比:+275 +0.82%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅安で推移。下げが先行し、取引開始直後に200ドル超下落する場面が見られたものの、その後は下げ渋る動きを見せている。本日は半導体中心にIT・ハイテク株への買い戻しが強まっており、ナスダックが大幅高となる中で、ダウ平均も下げを取り戻している。

 ダウ採用銘柄のボーイング<BA>の下げが、ダウ平均を圧迫しいる面もありそうだ。同社のサプライチェーンであるスピリット・エアロシステムズ<SPR>も大幅安。アラスカ航空の737マックスー9が5日の飛行中にパネルが吹き飛ばされ、緊急着陸したことが嫌気されている。米運輸安全委員会(NTSB)は胴体のパネルはすでに回収しており、今後、調査に入るようだ。

 先週末の米株式市場は、米雇用統計は力強い労働市場を示唆し、市場では3月までの利下げ開始期待が後退。米株式市場にとっては売り材料ではあるが、市場は落ち着いた反応に留まっていた。短期金融市場での3月までの利下げ開始の65%程度に低下している。

 3月のFOMCまでには、米雇用統計も消費者物価指数(CPI)もあと複数回発表があるほか、1月FOMCもある。そのため、3月までの利下げ開始をまだ完全には排除できていないのかもしれない。また、本日は複数のストラテジストからS&P500の年末目標の上方修正が伝わっており、5150への上方修正も出ていた。

 きょうは医薬品のM&Aが複数伝わっていた。ハープーン・セラピューティクス<HARP>をメルク<MRK>が買収で合意。医療機器のアクソニックス<AXNX>を同業のボストン・サイエンティフィック<BSX>が買収、そして バイオテクノロジーのアンブルクス・バイオファーマ<AMAM>をジョンソン&ジョンソン<JNJ>が買収するとそれそれ発表。株価は大幅高となっている。

ボーイング<BA> 232.73(-16.27 -6.53%)
スピリット・エアロ<SPR> 29.34(-2.39 -7.53%)

アクソニックス<AXNX> 69.05(+11.48 +19.93%)
ハープン<HARP> 22.38(+11.83 +112.13%)
アンブルクス<AMAM> 27.27(+13.64 +100.07%)

アップル<AAPL> 183.64(+2.46 +1.36%)
マイクロソフト<MSFT> 370.30(+2.55 +0.69%)
アマゾン<AMZN> 147.56(+2.32 +1.60%)
アルファベットC<GOOG> 139.18(+1.79 +1.30%)
テスラ<TSLA> 238.51(+1.02 +0.43%)
メタ・プラットフォームズ<META> 354.49(+2.54 +0.72%)
AMD<AMD> 145.43(+6.85 +4.94%)
エヌビディア<NVDA> 514.39(+23.42 +4.77%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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