JET3連騰で青空圏を邁進、半導体市況の底入れ受け洗浄装置分野で活躍本番へ
ジェイ・イー・ティ<6228>が上値追い継続、3連騰で一時850円高と値を飛ばし1万1500円台まで駆け上がる場面があった。半導体市況が底入れムードを強めるなか、東京市場では半導体セクターの中小型株に波状的に投資資金の攻勢が強まっている。11月のDRAM価格が29カ月ぶりに上昇に転じたことで、半導体の在庫過剰感が解消され関連銘柄の株価を強く刺激しているが、そうしたなか9月25日に東証スタンダード市場に新規上場したニューフェースである同社株は上場後の最高値圏で強調展開を続けている。半導体洗浄装置の開発・設計、製造・販売及びアフターサービスを一気通貫で手掛けており、韓国や台湾といったアジア地域で需要を開拓中。半導体向け超純水装置で同様に韓国や台湾で高い納入実績を誇り、既に株価を大きく変貌させた野村マイクロ・サイエンス<6254>の連想も働いているもようだ。
出所:MINKABU PRESS
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