外為サマリー:日銀の早期政策修正観測の後退で一時142円80銭台に上昇
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円70銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭弱のドル高・円安となっている。
26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円40銭前後と前日に比べて5銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米主要株価指数の上昇などを手掛かりに一時142円63銭まで上伸したが、22日の高値142円66銭が意識されるかたちで上値が重くなった。
この日の東京市場のドル円相場は、日銀が18~19日開催分の金融政策決定会合の「主な意見」を公表したことをきっかけにドル買い・円売りが優勢の展開となっている。政策変更について「来春の賃金交渉の動向を見てから判断しても遅くはない」などの意見があったことから日銀による早期の政策修正観測が後退しているようで、午前9時20分過ぎには142円84銭をつける場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1037ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円51銭前後と同65銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円40銭前後と前日に比べて5銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米主要株価指数の上昇などを手掛かりに一時142円63銭まで上伸したが、22日の高値142円66銭が意識されるかたちで上値が重くなった。
この日の東京市場のドル円相場は、日銀が18~19日開催分の金融政策決定会合の「主な意見」を公表したことをきっかけにドル買い・円売りが優勢の展開となっている。政策変更について「来春の賃金交渉の動向を見てから判断しても遅くはない」などの意見があったことから日銀による早期の政策修正観測が後退しているようで、午前9時20分過ぎには142円84銭をつける場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1037ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円51銭前後と同65銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS