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外為サマリー:持ち高調整の動きから一時145円70銭台に軟化

 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円80銭前後と前日の午後5時時点に比べて55銭程度のドル安・円高となっている。

 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円16銭前後と前週末に比べて1円20銭程度のドル高・円安で取引を終えた。一部報道をきっかけに日銀の早期政策修正思惑が後退するなか、円が売られ一時146円59銭まで上伸した。

 ただ、今晩に11月の米消費者物価指数(CPI)、13日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて持ち高調整のドル売り・円買いが出やすく、この日の東京市場のドル円相場は軟調な展開となっている。また、日銀が朝方発表した11月の企業物価指数が前年同月比0.3%上昇と市場予想(0.1%上昇)を上回ったことも円買い要因となっているようで、午前9時20分過ぎには145円70銭台に軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0765ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=156円95銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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