【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数、予想通り増加もFRBの来年の利下げ観測根強くドル売り
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比1000件増の22.0万件と予想に一致し、11月中旬来の低水準となった。失業保険継続受給者数は186.1万人と、前回192.5万人から予想以上に減少。引き続き労働市場の底堅さが示された。
米10年債利回りは4.17%まで上昇。ただ、FRBの来年の利下げ観測は変わらずでドル売りが継続し、ドル・円は145円25銭までじり高推移後、144円90銭付近に反落。ユーロ・ドルは1.0762ドルから1.0792ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:22.0万件(予想:22.0万件、前回:21.9万件←21.8万件)
・米・失業保険継続受給者数:186.1万人(予想:191.0万人、前回:192.5万人←192.7万人)
《KY》
提供:フィスコ