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6769 ザインエレクトロニクス

東証S
1,021円
前日比
+18
+1.79%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
98.3 1.23 1.47 2,659
時価総額 126億円
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<動意株・24日>(大引け)=ザイン、レゾナックなど

 ザインエレクトロニクス<6769>=上げ足強め4日続伸。半導体のファブレスメーカーとして草分け的な存在であり、特定用途向け半導体を自社ブランドで独自開発し、その高度な技術力が評価されている。東京市場では半導体関連の中小型株が草刈り場となっている状態で、ニッチトップの実力を有する同社株にマーケットの視線が向いている。今月初旬に23年12月期の業績予想の下方修正を発表し、営業損益は7700万円の赤字見通しとなったが、これを受けて株価はいったん下押したものの、すぐに悪材料出尽くし的な動きで浮上に転じた。今期の営業赤字は一過性で同社が推進する中期経営戦略のもと、24年12月期以降は成長トレンドへの復帰が濃厚との読みが働いている。下方修正発表同日に上限15万株の自社株買いを発表していることも、株価底入れを助長する形となった。

 レゾナック・ホールディングス<4004>=大幅続伸し年初来高値更新。同社は22日、米テキサス州にある半導体コンソーシアム「Texas Institute for Electronics(TIE)」に、日本メーカー及び材料メーカー初の戦略パートナーとして参画すると発表。これが材料視されているようだ。TIEは、米テキサス大学オースティン校が主導する非営利団体で、テキサス州や半導体・防衛エレクトロニクス企業、国立研究所、学術機関の官民で構成。半導体の最先端技術のロードマップを5年早め、米国で最先端の技術を生み出すことを目的としており、戦略パートナーにはインテル<INTC>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>などが名を連ねている。また、同日には米カリフォルニア州のシリコンバレーに半導体のパッケージング及び材料の研究開発センターの開設を予定し、導入設備などの調査、準備を開始したことを明らかにしている。

 ショクブン<9969>=物色の矛先向かいストップ高。22日の取引終了後、不二家<2211>と冷凍自動販売機分野で業務提携すると発表した。今後の業容拡大への期待から買いを集めている。不二家が冷凍スイーツ自動販売機「FUJIYA CAKE’s STAND」を中京や関西地域で設置拡大するにあたり、ショクブンが同販売機の設置・運用を担う。また、ショクブンの宅食事業で不二家の冷凍スイーツなどの販売取り扱いを始める。

 ミナトホールディングス<6862>=新値街道を突き進む。産業用メモリーモジュールを主力展開し、半導体関連の中小型株人気の先駆として物色人気が加速している。時価は2006年2月以来約17年9カ月ぶりの高値圏に浮上しているが、時価総額は前営業日終値換算で100億円を下回るなど低い水準で一段の上値余地に期待した買いが続いている。そうしたなか、22日取引終了後、半導体デバイスプログラマなどの開発・製造を手掛ける台湾のDediProg Technologyと資本・業務提携することを発表、これによる業容拡大効果を見込む形で投資資金が攻勢を強めている。

 note<5243>=大幅高。22日の取引終了後に100%子会社として新会社「note AI creative」を設立し、新たな事業を開始すると発表。これを材料視した買いが入っている。AI領域での事業展開に取り組む。大規模言語モデルなどを活用したコンテンツ分類、モデレーション、リコメンドなどのメディア運営にまつわる基盤システムや、創作をサポートするツール群、業務効率化にまつわるツール群の開発を行う。設立予定日は12月8日。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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