ネットワンが一時S安、今期は一転最終減益の見通し・配当予想減額で失望感
ネットワンシステムズ<7518>が急落。一時ストップ安の水準となる前営業日比500円安の2105円に売られ、年初来安値を更新した。26日の取引終了後、24年3月期の業績予想の下方修正を発表した。最終利益はこれまでの見通しの170億円から109億円(前期比24.6%減)に引き下げ、増益予想から一転して減益を見込む。年間配当予想は12円減額し、前期と横ばいの74円に見直した。業績の下振れと配当予想の減額を受け、失望売りが膨らんだ。
売上高は2200億円から2010億円(同4.1%減)に予想を見直した。4~9月期は通信事業者市場などの受注高が低調に推移し、未達となる見込み。収益性改善の取り組みが遅れたほか、新規開設オフィスの関連費用もかさみ、4~9月期の利益水準は計画を下振れる形となった。下期の受注は計画と同水準で推移すると見込むものの、上期の未達分を補うには至らず、影響を通期の業績予想に反映した。
出所:MINKABU PRESS
売上高は2200億円から2010億円(同4.1%減)に予想を見直した。4~9月期は通信事業者市場などの受注高が低調に推移し、未達となる見込み。収益性改善の取り組みが遅れたほか、新規開設オフィスの関連費用もかさみ、4~9月期の利益水準は計画を下振れる形となった。下期の受注は計画と同水準で推移すると見込むものの、上期の未達分を補うには至らず、影響を通期の業績予想に反映した。
出所:MINKABU PRESS