富士通が急反発、下方修正後の今期営業利益見通しは市場のコンセンサス上回る
富士通<6702>が急反発した。26日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想の修正を発表した。営業利益の見通しは3400億円から3200億円(前期比4.7%減)に引き下げたものの、3000億円前後とする市場のコンセンサスを上回った。サービスソリューション事業は国内市場でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の需要拡大などを背景に売上収益が力強く伸長しており、買い安心感をもたらしたようだ。
今期の売上収益予想は3兆8600億円から3兆8100億円(同2.6%増)に見直した。デバイスソリューション事業での収益見通しのみ下方修正し、それ以外は据え置いた。想定為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円とした。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上収益予想は3兆8600億円から3兆8100億円(同2.6%増)に見直した。デバイスソリューション事業での収益見通しのみ下方修正し、それ以外は据え置いた。想定為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円とした。
出所:MINKABU PRESS