ニデックが急落、7~9月期は最終減益で「イーアクスル」の今期販売計画を引き下げ
ニデック<6594>が急落。23日の取引終了後に発表した24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比2.6%増の1兆1606億6200万円、最終利益が同22.4%増の1060億8100万円となった。これまで示していた計画を上回って着地した。半面、直近3カ月間となる7~9月期は最終減益で、通期の業績予想は据え置いた。電気自動車(EV)向け駆動装置の「イーアクスル」の今期の販売見通しを35万台に引き下げたこともあって、投資家にネガティブな印象をもたらしたようだ。
上期(4~9月)は、車載製品部門や家電・商業・産業用製品部門で増収増益となった一方、精密小型モーター製品部門や機器装置製品部門は減収減益となった。円安による為替差益約260億円の計上や、コスト改善効果も利益を押し上げる要因となった。7~9月期は前四半期(4~6月)に対し、車載製品が開発投資の強化により増収減益となったほか、家電・商業・産業用製品も家電需要の調整継続などを背景に、同じく増収減益となった。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2023年10月24日 09時27分
上期(4~9月)は、車載製品部門や家電・商業・産業用製品部門で増収増益となった一方、精密小型モーター製品部門や機器装置製品部門は減収減益となった。円安による為替差益約260億円の計上や、コスト改善効果も利益を押し上げる要因となった。7~9月期は前四半期(4~6月)に対し、車載製品が開発投資の強化により増収減益となったほか、家電・商業・産業用製品も家電需要の調整継続などを背景に、同じく増収減益となった。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2023年10月24日 09時27分