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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2930 北の達人

東証P
151円
前日比
-2
-1.31%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.4 2.82 1.66 1.30
時価総額 213億円
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<動意株・19日>(大引け)=霞ヶ関C、北の達人など

 霞ヶ関キャピタル<3498>=高値圏で頑強展開。新値街道への復帰を視野に捉えている。物流施設を主力にアパートメントホテルなどにも展開するほか、再生可能エネルギーの電源開発でも実績がある。物流施設及び物流用地の売却などが進み業績は急拡大途上にあり、営業利益は倍増となった23年8月期に続き、24年8月期も前期比91%増益の85億円見通しと大幅な伸びが続く。更に25年8月期についても開発ファンドからの物流施設やホテル案件売却が相次ぐほか、自社開発ホテル案件売却なども加わり、「営業利益は倍増以上の伸びを示す可能性が高い」(国内証券アナリスト)とみられている。株価は前週12日に初の1万円大台乗せを果たしたが、ここを通過点とする上昇相場への期待が買いを引き寄せている。

 北の達人コーポレーション<2930>=押し目買い観測。頑強な値動きで200円台を回復した。ここ主力株に利食い急ぎの動きが顕在化するなか、消去法的に低位株の一角に短期資金が流入している。同社株にも値ごろ感からの買いが観測されている。24年2月期上期(23年3~8月)は営業利益段階で前年同期比15%減益となったが、トップラインは同82%増と急増している。利益面でも足もとで回復色が強い。3~5月期は自社通販サイトの広告宣伝費先行計上の影響で営業赤字であったものの、6~8月期には前年同期比で約3倍の4億6800万円と大幅な改善をみせている。株式需給面では信用買い残が直近データでは増勢ながら、300万株を超えていた7~8月の水準からはピークアウトしている。一方で、信用売り残が直近で100万株台に乗せており、買い戻し圧力も働きやすい。

 テクノロジーズ<5248>=大幅続伸。同社はきょう、太陽光発電設備の施工・販売を手掛ける子会社のエコ革が森ビル(東京都港区)と協業すると発表しており、これが材料視されているようだ。森ビルは23年度末から24年度末にかけて、農業と太陽光発電を同時に行う「営農型太陽光発電所(メガソーラー)」を茨城県や群馬県、栃木県、埼玉県で全6サイト、延べ約10ヘクタールの開発・運営をエコ革と取り組むとしている。

 ヴィア・ホールディングス<7918>=急伸。18日の取引終了後に4~9月期業績予想の修正を発表。売上高については86億円から84億3500万円(前年同期比20.4%増)に引き下げたが、営業損益は2000万円の赤字から一転7700万円の黒字(前年同期5億6300万円の赤字)になる見通しを示しており、これを好感した買いが集まっている。客数が回復途上にあるものの想定した数値に至らず、売上高は計画を下回る。一方、原価など変動経費のコントロールの改善が進んだことや、政府による光熱費の負担軽減支援などが寄与し、利益は改善する見込み。なお、通期の増収・黒字転換見通しに変更はない。

 カナデン<8081>=大幅高で年初来高値にらむ。18日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想と配当予想の上方修正を発表し、好感されたようだ。同社は通期の売上高予想を1130億円から1150億円(前期比8.1%増)、最終利益予想を30億円から32億円(同10.5%増)に引き上げた。年間配当予想は46円から48円(前期比9円増配)に増額した。FA(ファクトリーオートメーション)システムにおいて部材不足が改善した。産業機械や、家庭用電気機器向けの半導体・デバイスも順調に推移したほか、円安による影響が利益を押し上げる要因となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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