貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8035 東京エレクトロン

東証P
23,135円
前日比
+885
+3.98%
PTS
23,137円
23:58 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.3 5.98 2.47 17.40
時価総額 109,112億円
比較される銘柄
スクリン, 
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<動意株・17日>(大引け)=ポエック、ウィズメタク、マクニカHDなど

 ポエック<9264>=後場急伸。同社はきょう正午ごろ、子会社の三和テスコが大型のプラント機器の製造受託案件を受注したと発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。受注相手先や台数、販売・供給地域などは非公表としているが、受注金額は8億4000万円で、納期は24年1月から25年6月を予定。今回の案件は、24年8月期から25年8月期までの間、順次、連結売上高に計上する見込みだとしている。

 西本Wismettacホールディングス<9260>=一時ストップ高。一気に年初来高値を更新した。同社は16日取引終了後、3カ年の中期経営計画を策定したと発表。最終年度となる26年12月期通期の連結営業利益目標を250億円(22年12月期実績は104億9800万円)としていることが評価されているようだ。売上高目標は5000億円(同2752億900万円)に設定。アジア食グローバル事業での拡大が続く既存販路での売り上げ増加、プライベートブランド生産の拡充に加え、商品原価の低減、デジタル化と物流省力化投資による販管費率の引き下げなどで、既存事業を成長させるとしている。

 マクニカホールディングス<3132>=反発。今月13日につけた上場来高値7810円への再チャレンジを意識させる展開となっている。売り上げ規模が1兆円台を超える国内トップクラスの半導体商社だが、技術開発力の高さを特長とし、世界的な生成AI市場の急拡大を背景にAI関連事業に経営資源を注ぐ戦略を明示している。米画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>とは代理店契約を締結しており、国内でも数少ないリアル・エヌビディア関連として存在感を示す。

 東京エレクトロン デバイス<2760>=マド開け急伸。分割後修正値で未踏の4000円台乗せを果たし、連日で上場来高値を更新した。半導体製造装置の国内トップメーカーである東京エレクトロン<8035>の子会社で半導体を主力に取り扱うエレクトロニクス商社。生成AI市場の拡大で、今後需要急増が見込まれるAI用半導体で同社の活躍余地が広がっている。株価は今期小幅減益予想ながら最高値圏を走っている背景に、来期以降の成長期待が反映されているとの見方が強い。生成AIを安全に利用するための法人向け有償トレーニングサービスなどにも展開し、ハード・ソフト両面から同分野を深耕する構えを示している。

 TOWA<6315>=上げ足強め上場来高値を更新。モールディング装置(樹脂封止装置)を主力とする後工程担当の半導体製造装置メーカーだが、生成AIの市場拡大に伴う高性能半導体の需要創出によって同社の収益機会が高まっている。高性能半導体は後工程の技術開発が重要な役割を示すが、前工程の製造装置メーカーが多いなか、後工程を手掛ける技術競争力の高いメーカーにファンド筋とみられる実需買いが観測されている。同社はその一角を占める存在で、モールディング装置ではAIチップモジュール向けの需要開拓に動いている。業績面でも25年3月期は営業利益ベースで急回復が見込まれ、それを先取りする形で投資資金が攻勢をかけている。
 
 ナレルグループ<9163>=急反発。建設業界向け人材派遣事業を主力に、ITエンジニア派遣やシステムエンジニアリングサービスを手掛けるが、人手不足を背景に派遣ビジネスが会社側の想定を上回って好調に推移している。16日取引終了後に23年10月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の21億6200万円から24億円(前期比18%増)に増額した。過去最高利益更新に一段の上乗せとなる。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画の90円から95円に5円増額することも併せて発表、これを評価する買いが集中した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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