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ダウ平均は3日続伸 FRB高官による慎重な発言がサポート 明日からのイベントに注目も=米国株前半

NY株式10日(NY時間13:47)
ダウ平均   33790.04(+185.39 +0.55%)
ナスダック   13591.34(+107.10 +0.80%)
CME日経平均先物 31865(大証終比:+135 +0.42%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は3日続伸。ハマスによるイスラエルへの攻撃で中東情勢が緊迫化しているものの、前日のFRB高官による慎重な発言が米株式市場をサポートしている。本日もボスティック・アトランタ連銀総裁の発言が伝わったが「金利をこれ以上引き上げる必要があると思わない」との慎重姿勢を示していた。

 連休から取引を再開した米国債も本日は利回りが下げており、さらに中国政府が追加の景気刺激策を検討との報道も好感されているようだ。

 先週末の米雇用統計は予想外の強さを示したものの、市場では追加利上げはないとの見方が優勢となっている。短期金融市場では現在、11月FOMCでの据え置きの確率を84%、12月FOMCまででは70%で織り込む動きを見せている。

 一部からは「前日のFRB高官の発言で明らかにトーンが変わった」との声のほか、米国債利回りの上昇がピークに達したとの見方も出ているようだ。その意味では明日の米生産者物価指数(PPI)やFOMC議事録、そして、明後日の米消費者物価指数(CPI)が何らかの重要なヒントを与えてくれるか注目される。

 しかし、中東における緊張の激化は依然としてリスクとして意識される。今度はレバノンのヒズボラがイスラエルの戦車をミサイルで攻撃したとの発表が伝わり、米株式市場も一時上げ幅を縮める場面が見られた。

 特に今回の攻撃におけるイランの役割について疑問が投げかけられており、状況次第では西側諸国のイランへの制裁による原油相場上昇とインフレへの影響が不安視されているようだ。

 ペプシコ<PEP>が取引開始前に7-9月期(第3四半期)決算を発表し、時間外で株価は上昇。通期のコア1株利益の見通しを上方修正した。コカ・コーラ<KO>も上昇。

ペプシコ<PEP> 164.75(+3.39 +2.10%)
コカ・コーラ<KO> 54.22(+1.34 +2.52%)

アップル<AAPL> 178.36(-0.63 -0.35%)
マイクロソフト<MSFT> 328.65(-1.17 -0.35%)
アマゾン<AMZN> 129.84(+1.58 +1.23%)
アルファベットC<GOOG> 140.21(+0.71 +0.51%)
テスラ<TSLA> 264.00(+4.33 +1.67%)
メタ・プラットフォームズ<META> 322.50(+4.14 +1.30%)
AMD<AMD> 108.98(+2.01 +1.88%)
エヌビディア<NVDA> 460.10(+7.37 +1.63%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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