大有機が大幅反発、第3四半期は33%営業減益も悪材料出尽くし感
大阪有機化学工業<4187>が大幅反発している。前週末6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年12月~23年8月)連結決算は、売上高217億5400万円(前年同期比10.5%減)、営業利益30億5600万円(同32.5%減)、純利益26億8200万円(同21.5%減)と大幅減益となったが、悪材料出尽くしとみた買いが入っているようだ。
ディスプレーや半導体などの需要低迷の影響を受けて、化成品事業のディスプレー用粘着剤向けやUVインクジェット用インク向けの販売が低迷。また、電子材料事業でも主力のArFレジスト用原料の販売が末端市場の需要軟調で減少した。原材料価格高止まりの影響などもあり、大幅減益を余儀なくされた。
なお、23年11月通期業績予想は、売上高290億円(前期比10.0%減)、営業利益38億円(同36.0%減)、純利益28億円(同40.8%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
ディスプレーや半導体などの需要低迷の影響を受けて、化成品事業のディスプレー用粘着剤向けやUVインクジェット用インク向けの販売が低迷。また、電子材料事業でも主力のArFレジスト用原料の販売が末端市場の需要軟調で減少した。原材料価格高止まりの影響などもあり、大幅減益を余儀なくされた。
なお、23年11月通期業績予想は、売上高290億円(前期比10.0%減)、営業利益38億円(同36.0%減)、純利益28億円(同40.8%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS