INPEXなど石油関連株に買い殺到、中東情勢緊迫化で物色人気高まる
石油関連株が軒並み高。寄り付きから大量の買いを集めINPEX<1605>は前週末に比べ9%超高、石油資源開発<1662>も同12%超の上昇となっている。ENEOSホールディングス<5020>や出光興産<5019>も急伸している。パレスチナのイスラム組織ハマスが7日に、イスラエルに対する大規模な攻撃を仕掛けたことから戦闘が激化。パレスチナとイスラエルの対立は中東情勢を緊迫化させるとの警戒感は強く、9日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が前週末比3.59ドル高の1バレル=86.38ドルに上昇した。一時、87.24ドルまで値を上げた。パレスチナ情勢の落ち着きどころは見えず、中東情勢の緊迫化状態は続く可能性があるだけに石油関連株の思惑人気は続く可能性も指摘されている。
出所:MINKABU PRESS
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