東エレクが3日続落、米半導体株安で逆風強いなか26週線を巡る攻防に
東京エレクトロン<8035>が3日続落、下値模索の動きを続けている。半導体市況の軟化が嫌気されるなかも同社株は5月中旬以降下値切り上げ波動を維持していたが、ここにきて下値リスクが再び意識されている。1万9400円近辺に位置する26週移動平均線をサポートラインに下げ止まるかどうかが注目されるが、外部環境的には向かい風が強い。前日の米国株市場では米10年債利回りの上昇を背景にNYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも大きく下げたが、ここ上昇基調にあった画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が売られたのをはじめ半導体セクターの軟調ぶりが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2%を超える下げとなった。東京市場でもこれを受けて同関連株への見送りムードが強まっている。
出所:MINKABU PRESS
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