JALとANAHDがそろって反落、WTI94ドル台に上昇し収益影響を懸念
日本航空<9201>とANAホールディングス<9202>がそろって反落。東証の業種別指数で空運業は下落率でトップとなった。27日のニューヨーク市場で原油先物相場が上昇し、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物となる11月限は前日比3.64%高の1バレル=93.68ドルで取引を終えた。取引時間中には中心限月として昨年8月以来の高値水準となる94ドル台に乗せる場面があった。受け渡し地点である米オクラホマ州クッシングの在庫水準が低下したことなどが背景にある。原油相場の一段の上昇を受け、空運株に対しては運航コストの上昇を懸念した売りが出たようだ。
出所:MINKABU PRESS
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